咲ききれなかったつぼみ
すべての花がうまく咲いてくれるかというとそうでもない、期待していたつぼみもくじけて惨めな姿をさらしているバラもある。
昨年の秋に植えたオウギュスト・ルノアールだが、つぼみが開ききれなくて、中途半端な状態で枯れてしまった。気温が高く、乾燥ぎみで、さらに風が強いという劣悪な環境がいけなかったようだ。メイアンのバラは遅咲きのものが多く、後半のバラはみなこの環境にやられてしまった。
最悪なのは、このオウギュスト・ルノアールなのだが、ギィ・ドゥ・モーパッサンあたりもくじけ花になってしまったし、ジュビレ・ドュ・プリンセス・ドゥ・モナコ、レオナルド・ダ・ヴィンチあたりもベストとは言い難い咲き方だ。すばらしい品種なのに残念である。
雨が降って葉の温度が下がればいいんでしょうがね。これは、なかなか難しい課題だ。