土曜日, 9月 01, 2007

コガネムシだよもう~

 セプタード・アイルですが、コガネムシにやられまくり、今年のヒメコガネの攻撃は異常です。やっつけてもやっつけても飛んでくるんでどうにもなりません。やはくいなくなってくれることを祈るばかりです。
コガネムシは一応、スミチオンでやっつけることができるのですが、スミチオンは直接かからないと効果がないので、永続的効果はありません。せいぜい2日か3日でまた飛来します。
 今年はニームオイルを試してみようと思っていたのですが、夏の初めには黒点病で葉がボロボロ落ちてしまったので、そういう気力がなくなっていました。はやいうちにニームオイルを仕入れておくべきだった。コガネムシを遠ざけることができれば、ほんとうに幸せが訪れるような気がするきょうこのごろです。

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水曜日, 7月 11, 2007

こがねむし~は~

 編隊をつくって飛来するのがこのコガネムシ。1日にして葉っぱを食い荒らしてしまいます。マメコガネの攻撃は比較的ゆっくりだけど、このコガネムシの攻撃は強力。しかし、一度退散すると戻ってこないんだよね。ただ、被害は甚大です。

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日曜日, 6月 24, 2007

ちびイラガたち

 今年もイラガの幼虫の季節です。こいつらは必ずどこかに現れてくれて、それでもって必ず刺されます。これが1日痛くて、3日かゆい、つらいですね。
殺虫剤には比較的弱く、スミチオン、マラソン、ディプレックスとか何でも効くのですが、増殖力もすごく、用心していても必ず刺されるんです。毎年刺されていると少しは耐性がついた気はしますが、痛いし痒いしであまりうれしくはない虫たちです。

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月曜日, 6月 11, 2007

咲ききれなかったつぼみ

すべての花がうまく咲いてくれるかというとそうでもない、期待していたつぼみもくじけて惨めな姿をさらしているバラもある。
 昨年の秋に植えたオウギュスト・ルノアールだが、つぼみが開ききれなくて、中途半端な状態で枯れてしまった。気温が高く、乾燥ぎみで、さらに風が強いという劣悪な環境がいけなかったようだ。メイアンのバラは遅咲きのものが多く、後半のバラはみなこの環境にやられてしまった。
最悪なのは、このオウギュスト・ルノアールなのだが、ギィ・ドゥ・モーパッサンあたりもくじけ花になってしまったし、ジュビレ・ドュ・プリンセス・ドゥ・モナコ、レオナルド・ダ・ヴィンチあたりもベストとは言い難い咲き方だ。すばらしい品種なのに残念である。
雨が降って葉の温度が下がればいいんでしょうがね。これは、なかなか難しい課題だ。

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水曜日, 5月 23, 2007

きのこの山

鉢にきのこが生えてきて困っています。セプタード・アイル、ラ・フランス、シャルル・ドゴール、万葉、センチメンタル、同じ時期に植えた鉢にいっぱいきのこが出没している。
 たぶん、そのころ使った牛糞堆肥が原因なのだろう。牛糞堆肥はいろんなところから買ってくるので、その時期どこからのものを使ったのかは覚えがない。しかし、どうも菌糸がしっかり成長しているようで、つぎからつぎへときのこが生えてくるんです。
たぶん、ほっておいてもそれほど問題はないと思っているのですが、なにかいい対策はないのでしょうか?日が当たるところにおいても葉が影をつくってくれてぜんぜんきにせず育っています。ひっこぬいてもひっこぬいても出てきます。食べられるきのこだったらいいのに...

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月曜日, 5月 21, 2007

薬害が出てしまった

 花に薬害が出るのでここのところ薬剤は撒布しないでいたが、よくみるとうどんこ病に加えて黒点病も発見。そのままではまずいと思い薬剤を散布した。
しかし、やはり薬害が出てしまった。色が薄め花には斑点がいっぱい。この写真はグラハム・トーマスだが、ピンク色の斑点がでてしまった。花にはかけないようにしたつもりだが、はやり霧はかかってしまう。ダコニールは漂白作用があり、花に白い斑点がでることは知っていたので今回は散布しなかったが、結局は同じだった。なるべく濃度が低く、においもしないようなものを選んだつもりだがダメだった。
水和剤とか乳剤系は溶かし込むための基剤があやしいような気がする。まあ、これからいろいろ実験をしてみることにしよう。まあ、黒点病が出てきたらそれどころではないだろうが...

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火曜日, 5月 15, 2007

葉切り現行犯

 ついにハキリバチが切った葉を運び込む先をつきとめた。なんとインターフォンの下だ。たぶん、インターフォンの裏側に巣を作っているのだろう。
ふつうは竹の切り口みたいなところに巣を作るために葉をもちこむのであるが、ハキリバチはインターフォンを選んだようだ。インターフォンの裏側にどの程度のスペースがあるのだろうか?たぶん配線のためにパイプが通っているのだろう。
とりあえず、ここは塞ぐ必要があるだろう。ここを塞いだからといって、ハキリバチの攻撃を封じることは難しいが、まずは巣をつくる場所を与えないようにしないといけない。
 ハキリバチですごいのはやはり葉をきるところである。そこをうまく写真に撮りたい。写真よりもビデオがいいなあ...。
そうそう、ルィーズ・オディエは今年はやられていないと書いたが、実はそのあとしっかりやられているのがわかった。もっと目立たないところをカットしてほしい。やけに目立つところをカットするからいやだ。葉はいっぱいあるけど、あまり見栄えがよくない。下のほうの普通なら黒点病になるので、むしってしまうところならカットしようとなんでもないから、そのあたりを切ってほしいと思うのだが、思ってしょうがない。
 ハキリバチが現れると次はコガネムシやシャクトリムシかな?今年はバラゾウムシは現れていない。チュウレンジハバチも飛んでいるんで、幼虫には要注意だな。

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月曜日, 5月 14, 2007

根元からバキッ!

 グルース・アン・アーヘン、きれいに咲いていたのですが、土曜日の夕方の突風で根元からバキッっと折れてしまった。接いだところで折れてしまったのだ。花がいっぱいついているので、負担がかかったのだろう。
以前にも赤旦紅心が同じように風で接ぎ口のところで折れてしまったことがある。その場合は、またつながるように紐で縛って添え木をしておいたら復活させることができた。今回も弱っている様子はないので、接ぎ口をしばって枝は2本の棒で支えている。まあどうにかなるだろう。とりかえずは花もとらず楽観して対応しているが...

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日曜日, 5月 13, 2007

今年もハキリバチ出没

 やはり、ハキリバチが今年も現れた。今年はシャルル・ド・ミルの葉っぱがやられた。毎年ハキリバチにはやられるが、切り取られる葉は年によって違う。昨年はルィーズ・オディエあたりがやられていた気がする。
ハキリバチは葉を食べるわけではなく、葉を切って運んで巣を作るのである。葉を食べるのであれば殺虫剤も効くのであろうが、ハキリバチは葉を食べることはしないのでなかなか駆除できない。
とはいっても、それほど大きな被害が出るわけではない。いちどやられると連続して切られるけど、バラの生育に影響がでるほどではない。光ものが嫌いだという話もあるが、結局ほっておいている。それくらいの余裕も必要だろう。
ハキリバチが葉を切る姿はなかなかおもしろい。自分の体をコンパスにしてわずか数十秒できれいに丸く葉をカットしていく。その光景をみると、まあいいかという気になるから、不思議である。

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金曜日, 5月 11, 2007

ディスタント・ドラムスやられた

 ちょっと楽しみにしていたディスタント・ドラムスがシャクトリムシにやられてしまった。これからの季節、敵はシャクトリムシとコガネムシどちらも強敵だ。マメコガネは羽があるので飛んでくるのはわかるが、いったいシャクトリムシはどこから現れるのか、謎である。ちいさなシャクトリムシが食べているではなく、4cmぐらいのやつがいきなり、それもつぼみを食べるのである。いったいどこから上ってくるのか、疑問だ。このあたりの秘密を知りたい。

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火曜日, 5月 01, 2007

新苗がまた2本

久留米の緑化流通センターでまた2本新苗を仕入れてきてしまった。ディスタント・ドラムスとアンティーク・レース、これで90種類になりました。
ディスタント・ドラムスは昨年の秋に欲しかったのだが、通販でも売り切れで買うことができなかったのですが、偶然新苗を発見、900円で購入してきました。新苗ですが、なかなか元気に育っています。
アンティーク・レースはもともと切花用で流通したもののようです。フリルのようにひらひらの花びらが抱え咲きになる花で、色もアンティークな杏色、名前どおりの花です。800円でした。新苗ですが、既につぼみも花もいっぱいついています(右写真)。いまさら摘蕾もないよなというぐらいに開花しています。
既に花はちょっと痛んでいるので早めに摘み取っておくことにしましょう。
ところで、アンティーク・レースは切花として出回っている品種。800円で新苗という選択肢以外に、切花を買ってきて挿し木にするという方法が考えられます。挿し木で育てておいて、来年接木という技もあるでしょう。もっとも切花で1本300円。800円の新苗でいいかとも思います。

土曜日, 4月 28, 2007

ゲジです。

 この虫がいわゆるゲジです。ゲジゲジ眉毛で出てくるゲジです。私は、九州に来るまで見たことがありませんでした。ゲジは害虫ではありません。いろいろな虫を食べてくれます。今日はなぜか、蕾の上にいました。きっとアブラムシなんかを食べてくれていたのでしょう。ありがとうゲジさん。

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水曜日, 4月 25, 2007

白モッコウバラが咲かない

結局白モッコウバラはつぼみがつかず咲かなかった。世間では白も黄色も咲いているというのにいったいどうしたんだ。特に肥料をやりすぎたわけでもないし、枝をきりすぎたわけでもない。何もしていないのに、どうしたことか...
日照もいいし、ホルトの木にからませているので上に向かってどんどん成長できる。葉もおおきな葉がついているし...、やはり環境がよすぎたのだろう。窒素肥料をいっぱいやったことはないので、肥料過多ではないと思うが、近くのほかの植物が元気に育っていることを考えると、モッコウバラには肥料過多だったのかもしれない。来年に備えてリン肥をやってみようかな?
10cmから育てて3年目で期待していたのに...

火曜日, 4月 24, 2007

うどんこ病が出てしまったよ

 今年はうどんこ病をどうにか目立たないレベルに押えこんでいたのですが、やはり開花の時期になって表に出てきました。殺菌剤や抗生物質の散布はしているのですが、我が家ではなかなか完全に押えるのは難しいようです。
 うどんこ病は写真のように白く出てきた時は既に末期症状で、そうなる前に対策をとらないといけないようです。だいたい新しい葉にしわがよるようになるので、それが兆候なのですが、それからでも遅いようです。
今年は、4種類くらいの薬剤を1週間おきぐらいに散布していますが、結果としては完璧に出ないようにするのはダメみたいです。
 我が家では、つるディンティベスがうどんこ病の弱いのですが、つるディンティベスがうどんこ病の胞子を量産してしまうんじゃないかと思っています。
大元は300mぐらい向こうの林のノイバラなのですが、それを受け取ってしまうのがディンティベスなのです。
そして、チャイナの赤旦紅心(ツダンホンシン)、粉粧楼あたりがしっかり発病してしまいます。今年の新入りでは万葉が弱そうです。
 まあ、殺菌剤はこまめに散布すればいいのでしょうが、どうもそれも限界がありそうです。近所の洗濯の状況などを気にしなくてはいけないので、毎日のように殺菌剤を散布することはできないし、だいたいそんなに散布しては薬害も気にしなくてはいけません。
やはりうどんこ病は強敵です。昨日はミラネシンを散布したけど、今日はかなりうどんこ病が出ています。全体にというわけではありませんが、スポット的にかなりはっきりわかる状況です。葉はいいにしろ、つぼみは守りたいですね。

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水曜日, 4月 11, 2007

へんなつぼみその後

 漏水事故で弱ってしまってストレスのためにつけたつぼみ?がなんとなく咲きそうである。一昨年のシュートも昨年のシュートもどちらもなくなってしまって、かなり危機感をもったのではないでしょうか?
くじけた原因はたぶん根腐れだと思うのですが、今はちゃんと復活してきています。そのうちにちゃんとした花をつけてくれるでしょう。そうそう、レオナルド・ダ・ヴィンチは遅咲きです。

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日曜日, 4月 08, 2007

アブラムシとチュウレンジハバチ出没

暖かくなってきたので、いよいよ害虫たちの登場である。越冬コナジラミに引き続いて、アブラムシを発見。アブラムシを探していると、チュウレンジハバチも飛んできた。そろそろ臨戦態勢をとらなくてはいけない。
うどんこ病対策ばかりだったが、薬剤にオルトラン液剤を加えた。コナジラミ対策にチェス水和剤は入れていたのでアブラムシはこれでバッチリなのだが、チュウレンジハバチやシャクトリムシ系にはオルトランで対応することに...
つぼみの季節だと、バラゾウムシももうすぐ登場することだろう。

挿し木のピンク・グルーテンドルスト

 一昨年の秋に挿しておいたピンク・グルーテンドルストが元気を出している。昨年は日陰になってしまって、ほとんど生育せず、枯れてしまったと思っていたものだが、いち早く新芽を伸ばしたために日照も得られ元気になっている感じだ。
さて、鉢に移そうか、そのままにしておこうか悩むところ。ルゴサ系なのでまあそれなりに根は丈夫なはず。そのままではちょいと場所がまずいし、どうしましょう。

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木曜日, 4月 05, 2007

うどんこ病を今年は抑えているぞ

いつも今の次期は、つぼみがつき始めるころで、なおかつ気温の変化が大きいため、ふだんならうどんこ病に悩まされる時期である。しかし、今年は早め早めに対策をとっているせいか、万延といった事態になっていない。これはたいへんうれしい。まあ、実は粉粧楼とオレンジ・マザーズディにうどんこ病が出ていたが、カリグリーン散布ですぐ対応。うまくいっている。
実はうどんこ病対策だけで、以下の薬剤を用意している。

  • トリフミン乳剤
  • サルバトーレME
  • サンヨール乳剤
  • トップジンM
  • ミラネシン
  • カリグリーン
うどんこ病にも効くというならば
  • ダコニール・フロアブル
  • サプロール乳剤
いっぱいあるでしょ?でも、実際の育苗業者となるともっと多くの薬剤を使用していると書いてある。農薬はできれば使わないほうがいいが、耐性菌を作らないようにするには、異なる薬剤を適切な方法で使用するのがいい。同じものを繰り返し使ったり、規定量より少なめの使用や中途半端な散布は耐性菌を増やすことなってしまう。やるなら徹底的にである。
異なる薬剤の散布は実際効果的である。そろそろと思うときに、葉をみて、少しでも葉が縮れていたら、ハイ散布である。それでも、白くでちゃうけどね。

土曜日, 3月 31, 2007

つるスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンにつぼみがつく

スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンだと思って植えたら、ぐんぐん伸びてどうもつるスヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンだとわかり、花もつくことがなく、転々と植え替えられている株ですが、今年は3年目でいきなりつぼみがつきました。
 この株が元気よく育っているわけではありません。1年目は新苗で購入、ぐんぐん伸びて収拾がつかず、雨に弱い性質を考えてベランダ下のつるディンティベスの横に移植した。しかし、ここでは水不足で伸びて大きくなった枝を維持できず、枝は枯れまくり。切り詰めてなんとか生かすことができたが、うどんこ病には特に弱く、暑さにも寒さにも弱い。葉も薄いので風にも弱い。結局枝は1本だけになり、それを切り詰めて、鉢に移植した。
しかし、2月に暖かい日が続いて芽がの伸びたけど、その後の寒さと、風の強さに葉の元気はなし、下から出た芽はスズメの攻撃にあって折れてしまった。まさに、悲惨な運命をたどる株である。
しかし、この過酷な環境が、3年目にして初めてつぼみをつけることになった。葉の数も少なくどうみても健全な株ではないけど、とにかく2つつぼみがついている。

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ピエロン折れた。

 昨日よるすごい風だったので、庭の鉢をベランダ下に夜中に移した。昨年秋に植えたピエール・ド・ロンサールの付近にも、ミミエデンやプレイボーイなどの鉢を寄せておいた。
問題は鉢のスタンドで、ミミエデンのスタンドは柔らかい土には足がめり込んでいくタイプのものだったのです(百均の安物)。夜で暗くてしっかり確認せず、ピエロンの株元にミミエデンを置いてしまったのです。
その後、雷が鳴りすさまじい風と雨になったのですが、朝はすっきり晴れていました。でもって、鉢を元の位置にもどそうとみると、ミミエデンの鉢がピエロンの株に向かって倒れているじゃないですか?風が原因ではなくて、雨によってやわらかくなった土に鉢のスタンドの足がめり込んで倒れていたのです。
 結果はこの通り、新しい枝が2本折れてしまいました。このピエール・ド・ロンサールはたいへん立派か苗で、図太い枝が出ていました。しかし、根はけっこう切られていて、復活はすこし時間がかかるだろうなと思っていました。どのみち、花はつかないだろうし、根が復活したらシュートを伸ばしてもらいたいので、細い枝の2,3本はどうでもいいのですが、ちょっとだけくじけました。
根が成長しているかどうかは、葉の大きさをみればよくわかります。枝が順調に成長し、大き目の葉がつくようになるには根が安定して伸びている必要があります。根が充実していな場合は葉は小さく、枝ののびもいまいちです。大株物のほうが、根のダメージからの復活には時間がかかるようです。

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火曜日, 3月 27, 2007

やっぱりうどんこ病は止められませんね

つるディンティベスにつぼみが上がってきたと思ったら、やはりうどんこ病もしぶとく攻めてきました。サルバトーレMEを散布してみましたが、ちょっと遅かったようで、今日はもっと広がっていました。やはり気温の変化と湿度、それとつぼみをつける時期の不安定さがうどんこ病を増やしてしまうようです。
つるディンティベスにうどんこ病が蔓延してしまうと、ほかも大きく影響を受けるので、ここは早く抑えておく必要があります。発症してしまった場合にはカリグリーンがけっこういいのですが、もう使ってしまってないのです。重曹水でとも考えましたが、また今日は雨が降るので、湿度も多くなりさらに感染が進行しそうなので、抗生物質のミラネシンをしっかり散布してみました。ミラネシンは耐性菌をつくるので問題もあるようですが、中途半端はかえってよくないので、めいっぱい噴霧してみました。
基本的にはつるディンティベスは病気には強いので、すこしぐらいうどんこ病に感染しようとしっかり花はつけてくれるのですが、つるバラが感染していまうとまわりへの影響が大きいので、確実な対応が必要なのです。
つるディンティベスの下あたりは、ミミエデンやグルース・アン・アーヘンなどの鉢が置いてあるのですが、それも移動しました。ミミエデンはうどんこ病にかかるとまともな花が咲いてくれないのです。感染後が弱いというパターンですね。つぼみがうどんこ病に弱いのです。粉粧楼も同様ですね。
我が家は近くの林にノイバラがいっぱいあって、それがうどんこ病の胞子をまき散らしてくれるようなのです。石灰硫黄合剤ぐらいで防除してもなんの意味もなかったりします。

月曜日, 3月 26, 2007

土曜日の雨はうどんこ病に

 先週末はしっかり雨降り、庭も水たまり状態。これくらい降ってくれると、バラの新枝はどんどん成長してくれる。晴れ日と雨の日がうまく交互に来てくれると春の花つきはよくなる。やはり強い日差しはまだ充実していない枝や葉にはきついし、長雨も日照が足りなくなるし根にダメージを与えたりする。うまくリズムするのがいいのである。
 雨が降るとこの時期必ず出てくるのがうどんこ病。今年はうどんこ病が出で来ないと思っていたら、やはり雨降りの後でしっかり出てくれた。雨が降って、気温の変化が大きかったりすると出てくるのである。
つるディンティベスには朝はもう症状が出ていたはずなので、しっかり観察すればよかったのだが、今朝は三沢区の総会があって、それに出かけていたのだ。気がついたのは夕方。もうすでに白い粉状のカビが見える状態。すぐに、サルバトーレMEを散布。トリフミンかミラネシンかと思ったが、ここは試しにサルバトーレMEの効果をみてみた。サルバトーレMEは予防だけでなく治療効果も大きいと書いてあった。
白くなってしまうと、なかなか薬は効かない。カリグリーンは症状を止めることができるが、絶対的なパワーはないし、葉の状態が元にもどるわけではない。せっかく元気よくつぼみもつけ始めたので、どうにかこれ以上ひろまらないようにしたい。

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日曜日, 3月 25, 2007

癌腫治癒の痕

 癌腫病ほんとうに厄介ですが、前に書いたように適当にえぐり取っておくと治ってしまうことがあります。この写真はスプレーウィット(ポリアンサ)ですが、えぐった部分は枯れてその後は癌腫は成長してきません。
きれいな形では治りませんが、その場所そのものが枯れて組織が死んでしまえば、当然成長はしないわけです。癌腫に侵されるのは基本的には局所的で、遺伝子が書き換えられ増殖する部分をすべて切り取ってしまうか、その部分が増殖不可能な状態にもっていけば、それでどうにかなるようです。ホームセンターの廉価苗がかなりの確率で癌腫病に感染している事実からは、癌腫菌であるアグロバクテリウムはすでにうじょうじょいるわけで、殺菌を考えてもしかたがないということです。
育苗業者はもちろんきっとしてもらわないといけませんが、趣味で育てている人は、細かいことは気にしないでしぶとくやっていけばいいような気もします。

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土曜日, 3月 24, 2007

また、癌腫発見

 つるオレンジ・メイアンディナにまた癌腫を発見してしまった。以前にも切り取っているので、再発というわけである。根元を覆うように盛り上がってくると、切除するのは難しいけれど、小さいうちなら簡単にえぐり取ることができる。本を読むと、治療の方法はなく焼き捨てるしかないと書かれていたりするが、それは育苗業者の話であり、ある程度のリスクを納得していればそのまま育てても大丈夫だし、ちゃんと花を咲かせることができる。
 こぶが小さいうちに切り取っておくと、治ってしまってそのあとは再発しない場合もある。ホームセンターで売っている廉価苗の感染確率はかなり高く、50%以上感染しているんじゃないかと思う。それを全部焼き捨てなければいけないとなると、それは厳しい。苗を植え付けたときに根をしっかり確認し、根元に様子を観察していると、小さなこぶは簡単に見つかる。1cm以下ならば簡単に切除できるし、その場所は案外治癒してしまうものである。
もうすこし大きいものでも、えぐり取っておけば、その部分自体が枯れた状態になって、感染した組織が成長できなくなる。それでスプレーウィットなどはうまくいっている。
 つるオレンジ・メイアンディナは2度目の切除である。以前と同じ場所だと思う。もっと大きく切り取っておくべきだったのかもしれない。しかし、盛り上がってきたり切り取るを繰り返しているいと、その部分が枯れこんでくるので、そのうちにどうにかなるだろうと楽観している。ダメならだめでまた植えればね。株全体は極めて元気なので、たぶん花は問題なく咲くことでしょう。

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月曜日, 3月 19, 2007

レオナルド・ダ・ヴィンチの枝滅びる、そしてさらに...

謎のつぼみがついているレオナルド・ダ・ヴィンチですが、誘引している長い枝からどうしても芽が成長しないのでよく観察みると、やはり枯れかけていた。原因は根元から、昨年出たシュートと同様に根元が折れてというか、ちぎれていた。これで、まともな枝は1つもなし、今年の花はあきらめるしかない。
さらに原因を考えてみた。ふつうに育っていれば特に大きな力がかからない限り、そんなに枝がちぎれることはないはず。今回だめになった枝でさえ、台風のときに無理に横に倒したのが原因。ほっておいてそうなったわけではない。しかし、先日のシュートがだめになったのも、今回もそれほど力はかかっていない。根元を動かしてみると、ぐらぐらする。植えてから3年。もう充分に根ははっているはず。そうだ、根腐れだ。
原因がわかった。昨年の漏水事件で、このあたりは3が月以上水でびしょびしょになっていたはず。株元が土をちょっと盛っているので、見かけわわからなかったが、地中はほとんど水田状態だったに違いない。そういえば、横に植わっていたつつじもひっこぬいたら根腐れしていた。
すべての話がつながった。あの花は、レオナルド・ダ・ヴィンチの瀕死の叫びだったわけだ。とりあえず漏水は収まっているし、大きな枝もなくなってしまったので、そのままにしておけば、きっと根は成長してくれるに違いない。土を入れ替えるべきか、どうか... 時期的にはもう触らないほうがいいか...

日曜日, 3月 18, 2007

これって花?

 昨日発見したのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチに花のつぼみらしきものがついているんです。しかし、どうも普通のつぼみではなさそうです。花と葉のあいのこといった雰囲気。どうしたんでしょう。
実はこのレオナルド・ダ・ヴィンチはシュートは毎年しっかりでるのですが、シュートの付け根が弱く、誘引しようとするといつも根本が折れてしまいます。昨シーズンは1/3ぐらいしかつながっていなに状態でおいておいたらちゃんと花はつけてくれました。今シーズンはしっかりバキッと折れてしまって、どうにもなりませんでした。
そういう厳しい環境から花を咲かせないとと思ったのが理由かもしれません。1/3しかつながっていない枝にはまだ葉はまったく出ていませんが、根元に伸びている短い枝には、けっこう葉出ています。まったく別の木みたいです。十分な水分補給がなされないからでしょうかね。今年はしっかりシュートが伸びてくれて、さらに折れないことを期待します。

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