日曜日, 3月 25, 2007

癌腫治癒の痕

 癌腫病ほんとうに厄介ですが、前に書いたように適当にえぐり取っておくと治ってしまうことがあります。この写真はスプレーウィット(ポリアンサ)ですが、えぐった部分は枯れてその後は癌腫は成長してきません。
きれいな形では治りませんが、その場所そのものが枯れて組織が死んでしまえば、当然成長はしないわけです。癌腫に侵されるのは基本的には局所的で、遺伝子が書き換えられ増殖する部分をすべて切り取ってしまうか、その部分が増殖不可能な状態にもっていけば、それでどうにかなるようです。ホームセンターの廉価苗がかなりの確率で癌腫病に感染している事実からは、癌腫菌であるアグロバクテリウムはすでにうじょうじょいるわけで、殺菌を考えてもしかたがないということです。
育苗業者はもちろんきっとしてもらわないといけませんが、趣味で育てている人は、細かいことは気にしないでしぶとくやっていけばいいような気もします。

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