月曜日, 3月 05, 2007

初心者向きの品種とは

苗の販売サイトを見ていると、初心者向きと品種に印をつけているのを見かける。初心者向きなどと書かれていると、なんとなく素人向きなのと考えてしまうが、実際のところは優良品種であることが多い。初心者でもなんでもきれい花と思うのは同じことで、初心者の美的感覚と、エキスパートの感覚が大きく違うということはないはずだ。
初心者向きというのは、やはり病気にかかりにくく、花つきがよく、大きさをコントロールしやすいという品種を意味していて、初心者向きだから味わいが薄いというような意味はないようだ。
もうすこし考えてみると、肥料をバンバンやれる品種は初心者向きだろうと思う。肥料のやりすぎはいけないという品種よりも可愛がりやすい。剪定に気を使わなくていいというのも初心者向きだろう。せっかく伸びた枝をバシバシ切るのは抵抗がある。逆に、バシバシ剪定していい品種も初心者向きかもしれない。どちらにしろ、どんどん芽が伸びてくれるのは楽である。病気になっても復活が早いのは初心者向きである。病気にならないのはもっといいが、適当に病気になるのもある意味初心者向き。私は、これでハマりました。病気の対応を考えたり調べたりするのはそれ自体楽しいことで、花以外の楽しみを与えてくれるのは、まさに初心者向きである。
まあ、バラはなかなか枯れないので、きっと庭いじりの初心者向きなのである。じゃ、エキスパートは何がいいのだろうか?